デジタル技術の進展により、コミュニケーションの形が変化した現代では、 “つながり”の希薄化が進んでいる。昨今の社会変化を俯瞰するとき、私たちは「人と人」や「人とモノ・コト」の“つながり”が、“移動”と深く結びついていることに気付かされる。“移動”と“つながり”がもたらす価値は、今、見つめ直すべき新たなテーマなのかもしれない。
そうした中、JALグループでは空の移動が結んださまざまな縁に関わる人々にフォーカスし、
その“つながり”について想いを語ってもらう「My ENJIN(マイ エンジン)」を始動。
「My ENJIN」の「ENJIN」という言葉には、縁を紡ぐ人「縁人」、原動力を表す「エンジン」、そしてつながりの輪を表す「円陣」の三つの意味が込められている。
同グループが提供する移動を通じた“つながり”によって、社会課題や未来の可能性と向き合う人たちが原動力となり、人と人、場所やモノ・コトと縁を紡ぎ、多様なステークホルダーと手を取り合うことで、さらなる“つながり”の輪を創出し、広げていく取り組みだ。今回、AMPでは、この「ENJIN」が生み出す、人々の多様な“つながり”の可能性を連載形式で探っていく。
連載記事一覧
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奄美に移住して客室乗務員が見つけた、デジタル化社会で航空会社が「運ぶべきもの」とは|My ENJIN Vol.1
第1回の主人公は、JALの客室乗務員である持木絹代(もちぎきぬよ)さんだ。地域に移住し、地域課題の解決に向けて活動する「JALふるさとアンバサダー」 に従事している。「奄美は自分の価値観を変えてくれた。そんなきっかけを、多くの人に届けたい」――。持木さんが奄美で感じた、“つながり”の可能性とは。
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観光の力で世界と奄美を“つなぐ”。オーストラリア出身の地域おこし協力隊が挑む、インバウンド観光|My ENJIN Vol.2
第2回の主人公は、奄美大島の宇検村(うけんそん)の地域おこし協力隊やエコツアーガイドとして活動する、オーストラリア出身のマット・プライドさん。地元の観光体制を充実させるため、現地の案内や取材対応、商品やアクティビティなどのコンテンツ開発に奔走している。「奄美の最大の宝は人。“つながり”が深まるほど魅力も発見できる」――。マットさんが世界に伝えようとする、“つながり”の力を追った。
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ドローンで島の未来を“つなぐ”。人口87人の離島で校長が挑む、次世代のための教育|My ENJIN Vol.3
第3回の主人公は、池地小中学校校長の花里弘克(けり ひろかつ)さん。奄美大島の最南端に位置する瀬戸内町では離島への物資輸送の実証実験を進めており、花里さんが務める請島の池地小中学校では子どもたちによるドローンやAIなどのテクノロジーへの理解を深めるべく、ワークショップなどが行われている。「ドローンなど先端テクノロジーは、子どもたちの夢や希望を生み出すはず」――。花里さんが挑む、未来に向けた挑戦を追っていく。
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Uターン移住で奄美大島のラジオパーソナリティーに。“つながり”の力で支え合う、情報発信のあるべき姿とは|My ENJIN Vol.4
第4回の主人公は、奄美大島のコミュニティラジオ局でパーソナリティーを務める渡陽子(わたり ようこ)さんだ。島の歴史や文化、集落ごとの生活を、放送を通じて島民に共有している。「島で生活を営むシマッチュたち(島の人)の声、島で起きている出来事など、奄美に特化した情報を伝えたい」――。渡さんが日々感じる、“つながり”の魅力とは。
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真に地域のためになる観光振興とは何か。観光推進団体がつなぐ、奄美大島の持続と共存に向けた戦略|My ENJIN Vol.5
第5回の主人公は、一般社団法人奄美群島観光物産協会で統括リーダーを務める山下久美子(やました くみこ)さんだ。旅行や航空、メディア各社に対する奄美への誘客活動をはじめ、観光・物産振興に奔走している。「私たちがこの島で幸せに暮らしていく。観光はそのための道具に過ぎない」――。山下さんが多くの人との関わりを通じて感じた、観光における“つながり” の重要性とは。
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未来の空を“つなぐ”国産SAFの可能性。航空機から実現させる脱炭素社会|My ENJIN Vol.6
第6回の主人公は、JAL 国産SAF推進タスクフォース 部長 喜多敦さんと、日揮ホールディングス株式会社 SAF事業チーム プログラムマネージャー 西村勇毅さん、山田陸人さん。SAFの普及を目指す有志団体「ACT FOR SKY」を複数のパートナー各社とともに設立し、取り組みを推進している。「SAFの普及には、パートナーシップが欠かせません。一人一人のアクションは、必ず未来を変えていくはずです」――。3人は何を思い、SAFの可能性を追い求めているのだろうか。
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「廃食油」で国産SAFの実現へ。官民で“つなぐ”持続可能な空の旅|My ENJIN Vol.7
第7回の主人公は、横浜市 脱炭素・GREEN×EXPO推進局 カーボンニュートラル事業推進課 担当係長 村尾雄太さん、株式会社ダイエー イオンフードスタイル鴨居店 店長 藤澤竜一さん、イオン株式会社 環境・社会貢献部 中山大輔さん。「SAFの国産化は、生活者一人一人のアクションが重要。実証実験を通じて、持続可能な資源循環を構築したい」――。パートナーシップの力で挑む、国産SAF普及へのアプローチを見ていく。