NTT Comが、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」(※)上で全国の自治体や学校が提供する授業動画やプリント教材などを、教職員が活用することで、無償で児童・生徒が自宅から学習できる「One School プロジェクト」を開始することを発表した。

同社は、従来より休校中の児童・生徒や教職員を支援する「まなびをとめない」施策として、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」および提携コンテンツを無償で提供している。

今回、全国の教育委員会や学校関係者、教育関連企業などが独自に作成・蓄積している学習コンテンツを、より多くの児童・生徒が利用可能な仕組みを作ることで、休校措置中のさらなる学習機会の提供および将来的な教育のデジタル化実現に向けて取り組んでいくという。

同社は、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした休校措置への対応として、学習コンテンツを提供してくれる協力者を募集すると共に、まなびポケット上でその学習コンテンツを活用できるようにすることで、児童・生徒の「まなびをとめない」環境づくりに貢献していくとのことだ。

(※)NTT Comが提供するクラウド型教育プラットフォーム。ブラウザでどこからでもアクセスできるクラウド上において、提携するさまざまなサービスを提供する。