米Uber Healthが、新型コロナウイルスの研究のために、「CoVIg-19プラズマアライアンス」へ患者の血漿を寄付する手助けとして、25,000の無料往復乗車を提供すると発表した。

新型コロナウイルスの潜在的に有効な治療法の開発を支援するため、現在研究されている可能性のある治療の1つは、回収された新型コロナウイルスの患者からの献血を必要としているという。

今回の同社の寄付により、献血を希望する患者にとって障壁となっていた、CoVIg-19プラズマアライアンスへ患者の血漿を届けることが可能となるとのことだ。

CoVIg-19プラズマアライアンスは、米国だけで500を超えるプラズマ寄付センターを結集しており、血漿の収集、開発、製造、流通にまたがる世界の主要な血漿企業の前例のないパートナーシップであるという。

Bill&Melinda Gates Foundationはアドバイザリーサポートを提供しており、MicrosoftはアライアンスのWebサイトやドナー募集用のCoVIg-19ボットなどのテクノロジーを提供している。

Uber Healthは、CoVIg-19プラズマアライアンスをサポートできることを誇りに思っているとし、新型コロナウイルスから回復した場合は同アライアンスのサイトにアクセスし、詳細を確認するよう促している。