サイバーエージェントの連結子会社であるAJAは、広告主向けのマーケティングソリューションとして、コネクテッドテレビ向けの動画広告メニュー「INHOUSE VISION」の提供を開始したことを発表した。
INHOUSE VISIONは、広告主向けに提供するコネクテッドテレビに特化した動画広告メニュー。国内プレミアム動画配信サービスをテレビデバイスで視聴しているユーザーに対し、動画広告を配信することできるという。
テレビCMと同様、大きなテレビスクリーンを活用した高い訴求効果に加えて、動画広告の視聴完了率の計測や広告接触者に対するブランドリフト調査など、ブランド効果測定も可能であるとのことだ。
また今回、新型コロナウイルス感染拡大の防止策である臨時休校やテレワーク推奨による在宅時間の増加を受け、この度自宅にインターネット回線のある全国2万人、10代から60代を対象に動画配信サービスの利用状況に関するアンケート調査を実施。
この調査結果から、動画配信サービスは10代~60代のすべての世代において利用率の増加傾向が見られたという。さらに、視聴デバイス別に昨年12月と利用率を比較するとテレビデバイスによる動画視聴の需要拡大が見受けられたとのことだ。
同社は、これまでサイバーエージェントがメディア運営において培ったノウハウや技術力を強みに、動画活用による消費者とのコミュニケーションの最適化を図っていくことで、ブランド広告主企業の課題解決と広告効果向上支援に努めていくとしている。