サイバーエージェントの子会社である株式会社CyberHuman Productionsが、リアルタイムに人物とCG背景を合成し、撮影ができる「バーチャル撮影システム」を導入し、人物や商品などのスキャニング技術とあわせたCG制作ソリューション「バーチャルプロダクション」パッケージの提供を開始することを発表した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がるなか、TVやインターネット、雑誌などにおける広告・プロモーション素材などの撮影が中止される状況が続いており、現在これを解決するため、クリエイティブ制作において3DデータやCGの活用ニーズが増加しているという。

同社はこうした現在の状況を受け、今回新たに導入したリアルタイムに人物とCG背景を合成し撮影ができる「バーチャル撮影システム」や、出張型3DCGスキャンカー「THE AVATAR TRUCK」を用いた次世代型CG制作ソリューションとしてバーチャルプロダクションパッケージの提供を開始。

これにより、人と人との接触を最大限無くして行う3Dスキャン撮影や、最小限の撮影スタッフで遠隔操作やリモートディレクションによって人物や商品などを撮影する「バーチャル撮影」が可能になるという。