Facebookが、自社のメッセンジャーアプリであるMessengerの子ども向けMessenger Kidsにおいて、より多くの国への展開することを発表した。これにより、世界70 か国以上の新しい国で提供開始になるという。

同社は、Messenger Kidsアプリの形成を支援するために、オンラインの安全性、子どもの発達、メディアの専門家チームを擁しており、ユースアドバイザーと連携しながら、保護者による管理と子どもが責任を持ってオンラインで接続する方法を学べる機能を、バランスよく提供する方法について考えてきたという。

今回、提供の地域拡大だけでなく、保護者が子どもと友達をつなげるのに役立つ3つの新しいオプションを追加。

追加されたのは、子どもが友好的な行動をとると、保護者にメッセンジャーを介して通知される機能。

保護者は子供が連絡先を承諾、拒否、追加、または削除できるようにし、一方で保護者もこれらを管理・監視することができるという。子どもの最新の活動のログも確認できるとのことだ。

また、学校やクラス、スポーツチームなどのコミュニティにおいて、大人が手助けをするのと同じように、グループに保護者や教師、コーチが介入することを承認できる機能を追加。これにより、保護者や教師もグループを見ることができる。

なお、グループに保護者や教師などの大人がアクセスできるようにするためには、保護者の承認が必要となるのがこの機能の特徴であるという。子どもたちは、保護者の承認のうえ、グループに参加できる。

さらに、子どもたちが多くの友達と繋がるのを助ける機能を追加。保護者が、子どもの名前とプロフィール写真を、子どもの連絡先の友人や両親、保護者のFacebook友達の子ども、保護者の子どもがアプリのダウンロードに招待することを選択できるようになったという。

いずれの機能も、米国で利用可能となり、徐々に他の地域にも展開される予定であるとのことだ。