SUBARUは、グループ・グローバルでCSRの取り組みを推進していくことが必要であるという考えを明文化するため、「SUBARUグローバルサステナビリティ方針」と「人権方針」を制定したと発表した。

同社は、これまで2009年6月に改定した「CSR方針」の下、CSRの取り組みを推進してきた。しかし、社会環境やステークホルダーとの関わり方の変化を踏まえ、かつ、グループ・グローバルの従業員が意思を共有できるものとして、「SUBARUグローバルサステナビリティ方針」を制定したという。

また、「人・社会・環境の調和」を目指して豊かな社会づくりに貢献したいという、SUBARUの企業理念を実現するための重要な経営課題と捉え、「人権方針」を制定。

同社は、これらの方針をもとに、2018年に選定したSUBARUグループのCSR重点6領域について「2025年のありたい姿」を明確化した。

各領域の取り組みを一層強化し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するとしている。

なお、環境領域においては、SUBARUグループが直接排出するCO2排出量削減(スコープ1、2)について「2050年度にカーボン・ニュートラルを目指す」という長期目標を設定。

自動車走行時のCO2排出量の削減(スコープ3)と併せて、脱炭素社会に向けた取り組みを積極的に進めていくとのことだ。