米アマゾンは、新型コロナウイルス拡大防止のために取っている安全対策の最新情報を同社のブログで更新した。

3月29日より同社は米国内において従業員とサポートスタッフが職場に到着したときに、温度チェックを開始している。

CDC推奨の100.4Fを超えて温度を登録した場合は、家に戻り、発熱なしで3日間経過した後にのみ職場に戻るように求められるという。

現在、1日あたり100,000人を超える従業員の体温をチェックしており、米国およびヨーロッパ全体での温度チェックの実施は来週の初めまでに開始され、毎日数十万人をテストするとのことだ。

また、数週間前に注文した何百万ものマスクが届き、できるだけ早くチームに配布しているという。

同社が受け取ったマスクのうちN-95マスクはすべて、最前線の医療従事者に寄付するか、Amazon Businessを介して医療機関および政府機関に有料で提供するとしている。

社内での社会的距離を改善するため、社内のカメラシステムを使用して機械学習技術者の数名を監視対策として配置。

同社は、3月16日に需要を満たすために10万人を採用した。また、危機の際に従業員とパートナーをサポートするために3億5,000万ドル以上を投資すると発表している。

ワールドワイドオペレーション担当上級副社長のデイブクラーク氏は、「アマゾンのすべてのアソシエイトとパートナー、お客様にサービスを提供するためにご尽力いただきありがとうございます。私のチームをこれほど誇りに思ったことはありません。」と述べている。