東京放送ホールディングス・TBSテレビ(以下、TBS)が新型コロナウイルス感染症における対策を発表した。
同感染症の感染拡大が収まらないことを受け、TBS放送センターでは、4月2日より、雷管を必要最小限にとどめるとともに、正面入口にサーモカメラを設置し、体温が37.5度を超えている人の入館を断る措置を開始したという。
また、同社内の感染防止対策として、マスクや消毒の励行、体調管理、テレワークなどを行い、より一層の強化、徹底をしていくとのことだ。
なお、TBSとしては、報道機関としての責務を果たすため、報道および情報番組については、引き続き感染防止に最大限の配慮を行いながら、取材や放送に取り組むとしている。
一方で、ドラマやバラエティなどの番組に関しては、不特定多数の人々との接触や大人数が集まるケースが多いことから、当面の間、ロケやスタジオ収録を見合わせる判断を下したという。
また、この期間は4月4日から4月19日までのおよそ2週間とし、それ以降に関しては状況を見極めながら判断していくとのことだ。