モスバーガーを展開するモスフードサービスが、原材料に動物性食材を使わず、野菜と穀物を主原料に使ったハンバーガー「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER<グリーンバーガー>」を、3月26日より販売することを発表した。
同バーガーは、東京ならびに神奈川の9店舗で先行発売し、顧客の反応や販売状況を分析して5月ごろを目途に全国での販売を目指していくという。
昨今のフードダイバーシティにより市場規模が拡大する中、同社は新たな食の選択肢を提供し、多様化するニーズに応えるため、原材料に動物性食材を使わないことを前提に、野菜と穀物を使った商品を開発するに至ったという。
パティは、大豆由来の植物性たんぱくをベースにし、 こんにゃくやキャベツを加えたオリジナルパティとなっている。
また今回、グリーンバーガーを導入することで、SDGsの17の目標のうち「(3)すべての人に健康と福祉を」「(12)つくる責任 つかう責任」の2つの目標を通じて社会貢献を図っていくとのことだ。
なお、同チェーンでは、すでに台湾とシンガポールの店舗で、植物由来の代替肉を使用したハンバーガーを発売している。(※)
今後は、日本で開発した原材料に動物性食材を一切使用しない商品を通じて、SDGsの取り組みを海外に向けて発信することも目指しているとのことだ。
(※)シンガポールでは販売終了