JR東日本が、3月14日「高輪ゲートウェイ」を品川―田町間に開業した。西日暮里駅以来、49年ぶりに山手線の新駅として注目を浴びている。
同駅は、ロボットなどを活用した最先端のサービスを取り入れた駅であるという。羽田空港に近いことから、旅行者や周辺のオフィスに勤めるビジネスパーソンなどが多く利用すると見込まれており、同社は、1日の利用者数を約2万3千人と想定。また、2024年を目途に周辺の開発を目指しているとのことだ。
駅構内に取り入れられた最新技術は、23日に開業する無人のコンビニエンスストアも注目されている。利用者の手に取った商品を設置されたカメラが自動で認識し、利用者はレジを通らずに店を出られるという仕組みになっている。
また、掃除や警備はロボットが担い、乗換案内にはAIを搭載したデジタルサイネージを導入。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、式典などは開かれなかったが、早朝より多くの利用者が集まり、午前9時までに6,000人が同新駅を訪れたと日本経済新聞が報じている。