noteを運営するピースオブケークが3月17日から利用規約の改定を決定したことを発表した。

主な変更内容は「売上を公開して購入を煽る行為の禁止」と「未成年者による有料記事販売の制限」の2点。

近頃、note上に自分の売上金額を公にして、それを材料に購入を煽ることで販売する手法が一部で広がっているという。

こうした問題点を受け、多額の金銭を所持しているとひろく誇示することによる危険性や、noteが提供したい本来の趣旨とは異なる行為であることを鑑みて、今回コンテンツの売上金額を誇示して購入を煽る行為を利用規約で禁止することに至ったとのこと。

また同時に、未成年のクリエイターが収入を得ることについても、利用者の安全を守るために一定の制限を設ける。なお具体的には、未成年者が有料コンテンツを販売するにあたっては親権者の同意の取得を義務付けることを検討しているという。

同社は今後も表現の自由や思想・信条の自由の尊重と安全な場づくりの両立をめざして運営していくとのことだ。