日本マクドナルドホールディングスが、2019年12月期の通期連結業績について発表。全店売上高が5,490億円となり、9年ぶりに創業以来の最高売上を達成したことを報告した。

同社によると2019年度は、これまでに構築した成長のための経営基盤への継続的投資と、「コアビジネスの強化」、「成長を加速する取り組み」、「店舗展開」の3つの分野へ戦略的に投資を実施。具体的にはデリバリーサービスや、スマートフォンを使った来店前注文・決済サービスの導入店舗を拡大するなどを行ってきた。

これらの取り組みが相乗効果を発揮した結果、全店売上高は対前年比248億円、4.7%増加の5,490億円となり、9期振りに創業以来最高を更新したという。

なお、前年度と比較すると営業利益は+11.9%、経常利益は+7.2%の増益を達成。当期純利益は減益となるが、税率の変更や前年の一時的な収益要因によるものだと同社は見ている。

同社は今後も積極的な投資を継続し、2020年度には2019年を上回る5,710億円を目指していくとのことだ。