FiNC Technologiesは、約50億円の資金調達を実施したことを公表した。なお、資金調達額は創業より累計150億円強になったという。
資金調達の目的として同社は、800万ダウンロードを突破したヘルスケア/フィットネス(ダイエット)アプリ「FiNC®️」をはじめとした各種サービスに活用しているAI(人工知能)の開発や新規事業の拡大、さらにマーケティングの強化を挙げている。
また、同アプリで提供している「食事画像解析」機能に関して、画像解析できる食事のカテゴリーを大幅にアップデートし、より精度の高いカロリー計算や食事の画像解析ができるようになったとのことだ。
これにより、食事管理をわかりやすく継続できるようなサービスになり、普段の何気無い日常から食事管理をすることで健康にとって重要な要素の1つである栄養・運動・休養の悪しき習慣を改善する手助けとなるとしている。
さらに同社は、食事記録に関連する「メニュー選択」(特許第6486540号)や「食事投稿の評価」(特許第6075905号)をはじめとした「食事画像認識機能」において特許群を取得。
そのほかにも国内外において累計60件の特許権を取得し、2012年の創業当初より行っているヘルスケア領域におけるAI関連特許のグローバルな知財戦略をまとめた知財サイトを今回公開したという。