LINEは、NetEase Gamesと、LINEのチャネリングモデル導入における包括契約を締結したことを発表した。

LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」を入り口として、人や情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、全てが完結するスマートポータル戦略を推進し、ゲーム事業ではそのユーザー基盤を活かしたチャネリングモデル(※)をスマホ向けゲームアプリに提供しているという。

NetEase GamesはNetEase、Inc.が設立したオンラインゲーム部門で、中国では最も人気のあるPCおよびスマホゲームの開発と運営を行っており、自社開発と世界レベルの研究開発能力を上げるために、ブリザード・エンターテイメント、 モージャンAB(マイクロソフトの子会社)等、世界的なゲームメーカーと提携し、中国で最も人気のある国際オンラインゲームを運営しているとのことだ。

今回の包括契約締結で、LINEとNetEase Gamesは、LINEが持つプラットフォーム基盤を活用したサービスとNetEase Gamesが展開する強力なタイトルとの連携により、アジア市場への新しいゲーム体験の提供を推進していく方針を示している。

LINE執行役員 奥井 麻矢氏は、

「今回新たに、グローバルでヒット作を生み出すNetEase Gamesとパートナーを組めることを大変嬉しく思います。良質なゲームコンテンツと「LINE」のソーシャル機能を活かした新しいゲーム体験を、ともに世界中のユーザーに提供していきたいと思います。」

とコメントしている。


(※)LINEがゲームアプリに展開するチャネリングモデルとは「LINE」のソーシャル機能をゲーム内で活用するサービス。本サービスを導入することで「LINE」上のソーシャルグラフを活用でき、ユーザーは自分が遊んでいるゲームにLINEの友だちを招待できたり、同じゲームで遊んでいるLINEの友だちがゲーム内ランキングで表示されたり、ゲーム内アイテムを送りあったりとゲームの楽しさを友だちと共有することが可能。