メルカリ、LINE、警視庁サイバーセキュリティ対策本部、中央大学は、2019年12月18日に、教育・研究活動の交流及び連携・協力を推進することを目的に「サイバーセキュリティ人材の育成に関する産官学連携についての協定」を締結したことを発表した。

今回、「官」の強みである犯罪捜査及び犯罪情勢に関する知見、「学」の強みである学術研究に関する知見、「産」の強みである情報通信技術やリテラシー教育に関する知見を持ち寄ることで、人材育成に対する相乗効果を発揮し、サイバーセキュリティの脅威への対処能力を向上することを目指し、今回の協定締結に至ったという。

今回の協定締結を通じ、メルカリ・LINE両社の提供するサービスは青少年の利用も多いという現状を踏まえ、産・官・学の三者で学生向けのリテラシー教育に着手。

また中央大学では、AI技術や通信技術、データサイエンスを扱うリテラシーを持った人材の育成にも全学で取り組んでいくほか、さらに、2023年には法学部が文京区に移転することにより、法曹を中心としたプロフェッショナル人材の養成も推進していく方針だ。