O:(オー)は、科学的に「生産性低下」や「休退職リスク」を高精度に予測する従業員の睡眠データを分析し、生産性の向上及びメンタルヘルス不調削減支援サービス「O:SLEEP」の一機能として、海外における「時差ボケ」の予防と解消を実現する「時差ボケ対策機能」の提供を開始したことを発表した。
同機能は、渡航場所の時差やその期間、簡単なアンケート、蓄積されたユーザーの睡眠データから算出する個人の体内時計を比較することで、渡航前日や機内での過ごし方(光を浴びる時間や推奨睡眠時間など)、旅行中の行動をアドバイスする機能。
長期滞在者には可能な限り現地時間に順応できるように、短期滞在者には帰国後に体調を万全にするために、光を浴びるべき時間や睡眠時間帯などの推奨スケジュールを個人のクロノタイプ(体内時計)別に算出することを可能にしたことで、使用用途は多岐に渡るという。
また、体内時計推定/時差ボケ対策機能は、睡眠研究者/医師である志村哲祥氏を中心とするこどもみらい社の医師・心理士・保健師・統計学者(データサイエンティスト)を中心として開発しているプログラムを搭載。
同サービスは海外旅行者のみでなく、海外出張者を多く抱える法人向けにも同時展開し、体内時計や睡眠の観点で、より豊かな海外渡航体験に貢献することを目指していくとしている。