AMP

AMP CLOSE×

建設業、転職者の62.6%が「年収より働き方」を優先 「年収不満」が高いのは20代で全年代トップに

クイックが運営する、転職サービス「アンドプロ」は、「建設業の転職と年収に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。

【給与への不満】転職者の53.6%が年収に「強い不満」「やや不満」を感じている

直近3年間で転職決定した人のうち、転職前(前職)の年収に不満を感じていた人は53.6%(「強い不満があった」16.7%、「やや不満だった」36.9%)と過半数を占める結果となった。

一方で、「満足していた」と回答したのは12.1%にとどまり、年収に対する不満の大きさが際立つ結果に。

転職前(前職)の年収に対する満足度(画像:アンドプロ提供)

【年代別】転職前の年収不満は20代が81.8%で全年代のトップ

年代別の転職前(前職)の年収に対する満足度を見ると、20代では「やや不満」が72.8%、「強い不満」が9.1%と、全年代中で最も多い81.8%が年収への不満を持っていたことが判明。

20代は資格未取得者が多く、下積み期間ともいえるため、年収が低めに抑えられる傾向があるという。そのため、現場でのハードワークに対して給与面でのギャップを感じやすい面があることに加えて、他業界の労働環境との比較が容易な年代であることも、不満の背景にあると同社は考察。

年代別:転職前(前職)の年収に対する満足度(画像:アンドプロ提供)

【転職の条件】62.6%が「年収より働き方を優先」と回答

転職の条件として「年収が多少下がったとしても、働き方(休日数や残業時間)を優先したい」という意識があったか」という質問に対しては、62.6%が「あった」(「強くあった」24.2%、「ややあった」38.4%)と回答。

全体:転職の条件として「年収より働き方を優先する」意識の有無(画像:アンドプロ提供)

年収不満層でも48.1%が働き方改善を優先

転職前の給与に不満を感じていた人に限定しても、年収より働き方を優先したいという意識が「あった」と回答したのは48.1%(「強くあった」16.0%、「ややあった」32.1%)という結果になった。

給与に対する不満があっても、働き方が改善されるなら年収減も受け入れる余地があった人が約半数を占めていることがわかった。

年収不満層:転職活動中の「年収より働き方を優先する」意識の有無(画像:アンドプロ提供)

【転職理由】19.1%が「年収を上げたかった」と回答した一方、「働き方改善」も14.9%に

転職を考えた理由(複数回答)については、「年収を上げたかった」が19.1%と最も多かった一方で、「人間関係や職場の雰囲気に問題があった」が18.5%、「残業を減らしたかった・休日を増やしたかった」も14.9%となった。

年収に不満を持つ人は多いものの、多くの人は年収だけを理由に転職を決めるわけではなく、「年収に対する不満」と「年収よりも働き方を優先する意識」が並存しているといえる結果に。

年収に対する満足度も、金額の多寡だけではなく、働き方とのバランスで判断していることがうかがえる。

転職を考えた理由(複数回答)(画像:アンドプロ提供)

【希望年収】転職時の年収アップを希望したのは41.4%

転職活動時の希望年収について尋ねたところ、年収アップを希望していた人は41.4%(「100万円以上の大幅アップ」20.2%、「50万〜90万円程度の現実的なアップ」21.2%)となった。

また、「前職と同等(現状維持)でよい」と回答した人は35.4%、「年収ダウンも許容」すると回答した人は23.2%(「最大50万円減も許容」11.6%、「50万円以上減も許容」11.6%)で、両者を合わせると、58.6%が年収が上がらなくても転職したいと考えていたことが判明。

転職前(前職)の年収に不満を感じていた人が53.6%と過半数を占める結果だったことと比較すると、多くの人は単に年収アップだけを目的に転職を考えているわけではないという実態が浮き彫りになった。

転職活動時の希望年収(画像:アンドプロ提供)

【転職後の年収】59.1%が「満足」と回答、転職前と逆転する結果に

転職後(現職)の年収に対する満足度については、全体の59.1%が「満足」(「非常に満足」19.7%、「おおむね満足」39.4%)と回答。一方、「不満」と答えた人は全体の16.6%(「やや不満」12.6%、「非常に不満」4.0%)となっている。

53.6%が「不満」(「強い不満があった」16.7%、「やや不満だった」36.9%)と回答した「転職前(前職)の年収に対する満足度」と比較すると、ほぼ逆転する結果となっており、転職によって年収に対する不満がおおむね解消されているといえる結果に。

高齢化や2024年問題(残業規制)などを背景に、深刻な人手不足に陥っている建設業界では売り手市場が続いており、人材確保のために業界全体で働き方改革と待遇改善の取り組みが進んでいる。

年収と働き方の両面で改善が進んでいることが、転職後の年収に対する高い満足度の背景にあるものと同社は考察している。

転職後(現職)の年収に対する満足度(画像:アンドプロ提供)

<参考>
アンドプロ調べ『建設業の転職と年収に関する意識調査』

Vote

    あなたの年齢を教えてください
    あなたの性別を教えてください
    あなたの年収を教えてください
    勤務先でのあなたの役職を教えてください
    勤務先の会社規模を教えてください
    1カ月あたりの自己投資額を教えてください
    起業経験や起業意向について教えてください
    資産運用について行っているものを教えてください(複数回答可)