20代転職希望者、6割以上が転職活動で「生成AI」を利用 転職先のAI利用環境も「重視する」派が急増
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学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くため、転職希望者と企業を対象に生成AIの活用についてインターネットアンケートを実施し、結果を公表した。
(1)20代転職希望者の6割超が「転職活動で生成AIを利用」
20代の転職希望者に、就職・転職活動で生成AIを利用しているかどうか尋ねたところ、「よく利用している」との回答が29.6%で、「時々利用している」33.9%を合わせると63.5%に上り、6割を超えた。
計46.5%と半数に満たなかった前年同時期の調査から17.0ポイントの大幅な増加に。「利用していない」との回答は19.4%にとどまり、前年から半減。

(2)「自己PRの作成・添削」にAIを活用が最多。応募書類・自己分析・企業研究など多様な場面で
就職・転職活動で生成AIを「利用している」と答えた求職者に、どのように使ったのかを聞くと(複数回答可)、「自己PRの作成・添削」62.7%が最多。
以下「応募書類(履歴書・職務経歴書)などの作成・添削」61.9%、「自己分析やキャリアの棚卸し」60.2%、「志望動機の作成・添削」47.5%、「面接対策」38.1%、「業界・企業研究」24.6%、「希望に合う求人探し」19.5%などが続く。
転職活動で必須とされる様々な場面で活用していることが判明した。

(3)AI活用の意識は「時短・効率化」が最多。「情報が正しいか不安」「企業のマイナス評価が心配」な人も
転職活動での生成AI活用をどう感じているかについて(複数回答可)は、「作業時間の短縮や効率化につながる」59.7%が最多。次いで「自分にない視点や表現を得られる」44.1%、「あくまで補助的なもので、自分の言葉で考えることが重要」41.4%が続いた。
一方で、「AI の情報や回答が正しいかどうか不安がある」19.4%、「企業からマイナス評価されるのではと心配」11.8%、「転職活動にAIを使うこと自体に抵抗がある」9.7%など、利用を不安視する回答も少なからずみられた。

(4)転職先のAI利用環境を「重視する」が急増し過半数 企業選びの一つの指標に
転職先が生成AIなどの最新技術を活用できる企業かどうかを重視するかを尋ねたところ、「非常に重視」11.8%と「ある程度重視」43.0%の合計が54.8%に上り、「重視する」求職者が過半数を占めた。
4割ほどだった前年から急増しており、生成AIなどの新しい技術の導入に積極的かどうかが企業選びの一つの基準になってきたことが分かる。

(5)採用選考での生成AI活用、求職者は企業が考えるほどにはマイナスの印象持たず
採用選考で企業が生成AI(自動マッチング、適性診断、チャット面談など)を活用している場合、どう感じるかを求職者に尋ねると、「特に印象は変わらない」が半数近くで最多であったが、「マイナスの印象を持つ」が「どちらかと言えば」を含めて計29.6%で、「好印象」の計22.6%より多い結果に。
企業にも、求職者がどう感じると思うかを聞いたところ、同じく「印象は変わらない」が最多であったが、「マイナスの印象」が計36.3%、「好印象」は計16.3%で、実際に求職者が感じているよりもマイナスの印象を与えると考える傾向があることが判明。
求職者は企業が考えるほどにはマイナスの印象を持っていないようだと同社は考察している。

【調査概要】
調査対象:20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)および全国の企業・団体
調査期間:求職者2026年8月6日~同年8月23日、企業・団体2026年8月3日~同年8月14日
有効回答数:求職者186件、企業・団体281件
調査機関:株式会社学情
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
<参考>
学情『生成AIの活用についてインターネットアンケート』