JR東日本、2030年代初めに全駅で Suica 利用可能に 首都圏・仙台・新潟・青森・盛岡・秋田の6エリアをまたいだ乗車が可能
JR東日本は、現在6つに分かれているSuica利用エリアを2026年度末に1つへ統合し、2030年代初めには同社管内の全駅でSuicaを利用できるようにすると発表した。
現在のSuica利用エリアは、首都圏・仙台・新潟・青森・盛岡・秋田の6つに分かれており、エリアをまたいだSuicaのチャージ残高やSuica定期券によるタッチ&ゴー乗車はできないという。
2026年度末に「新しいSuica改札システム」の導入が完了することで、6つの利用エリアを統合し、Suicaを利用できる駅同士でエリアをまたいだタッチ&ゴー乗車が可能になるとのことだ。

同社管内でSuicaを利用できる駅の割合は、2026年度末時点で約60%となる見込み。その後も対応駅を拡大し、2029年度末には約70%、2030年代初めには100%を目指すとしている。
全駅対応に向けては、新たな改札方式「どこでも改札(仮称)」を2030年度から順次導入するという。SuicaカードやモバイルSuicaのタッチ処理をタブレット端末などで行う仕組みで、駅や車両への柔軟な設置を想定しているとのことだ。

運転本数が少ない線区では列車への端末搭載も検討し、GPS機能によって1台の端末で複数駅に対応することも想定しているという。

さらに、2030年代中頃には、利用者のスマートフォンのGPSなどを活用して駅の入場・出場処理を行う「スマホ改札(仮称)」の実現も目指すとしている。同方式では駅に改札機などを設置せず、モバイルSuicaで利用できるようにするとのことだ。

また、2026年度末には東北本線や常磐線、奥羽本線、羽越本線、大船渡線、上越線、久留里線の計32駅で新たにSuicaを利用できるようにする予定だという。