KDDIと石川県ら、石川県志賀町でドローンを使用し大雨被害状況を緊急調査 二次災害リスクの低減や復旧方針の策定にも活用
KDDI・KDDIスマートドローン・石川県は、石川県志賀町において、災害時特例制度(※)を適用したドローンによる被害状況の緊急調査を実施したと発表した。
今回の調査は、石川県および志賀町からの緊急要請に基づいて実施。県内に常設しているドローンポートを活用し、4日間で計12回のフライトを行ったという。

調査では、ため池5カ所や菱根川、前川などの河川について、増水や決壊のリスクを上空から確認したとのことだ。道路陥没の被害状況や水没車両の有無についても、可視光カメラとサーマルカメラを使用して調査したとしている。
水没車両については、車内に取り残された人や救助を必要とする人がいないことを確認したという。

また、ドローンで撮影した映像や高解像度データは、石川県庁と志賀町役場へ即時に共有。二次災害リスクの低減や復旧方針の策定に活用しているとのことだ。
石川県とKDDIは、県内12カ所にドローンポートを常設し、災害時を想定した実証に取り組んできたという。今回の緊急調査では、こうした常設ドローンポートや実証で得た知見を災害時の初動対応に活用したとしている。
(※)緊急性の高い捜索・救助活動では、飛行禁止空域や飛行方法の制限を一時的に解除し、迅速な対応を可能にする制度。