KDDIら、茨城県日立市で自動運転バスの通信技術実証を9月1日から開始 AIで品質最適化へ
みちのりホールディングスとKDDIは、茨城県日立市で、自動運転向けにAIが通信品質を自律的に最適化する通信技術を活用した実証を9月1日から実施すると発表した。
同実証では、遠隔監視システムで監視されている自動運転車両の通信環境を対象に、複数のAIが基地局の無線アクセスネットワーク設定を自律的に最適化する技術を活用。5Gの接続性や電波品質などの改善効果を検証するという。
また、AIによる設定最適化の適用前後で、通信ネットワークの設計・調整業務にかかる工数の削減効果を確認するとのことだ。基地局ログや通信状態を収集・可視化し、区間ごとの通信品質も評価するとしている。
さらに、通信品質と映像品質の関係を評価し、自動運転車両の遠隔監視業務における改善可能性についても検証するという。
実証エリアは、「ひたちBRTルート」と「大甕駅周回ルート」の2つの自動運転ルートが展開されているエリア。ひたちBRTルートでは中型バス、大甕駅周回ルートでは小型バスを使用するとのことだ。

■実証概要
実施場所:
茨城県日立市
対象エリア:
ひたちBRTルート、大甕駅周回ルート
データ取得期間:
9月1日~10月末のうち7日間程度
検証内容:
AIによる通信ネットワーク設定の最適化、5G接続性・電波品質などの改善効果、設計・調整業務の工数削減効果、通信品質と映像品質の関係など
各社の役割:
・KDDI
実証における管理・統括
実証企画・計画、実証体制の構築
通信機器の選定・調達・提供
・みちのりホールディングス
実証エリアにおける自動運転の運行仕様/事業性の検討
システムの要求仕様の検討支援
実証事業の実施調整