ソフトバンク、子どものこころのケアに取り組む教師を支援 AI活用サービス「メンタリ」提供開始
ソフトバンクは、小学校や中学校、高等学校などを対象に、AIを活用して教師による児童・生徒のこころのケアを支援するサービス「メンタリ」の提供を開始した。利用開始から一定期間は、効果検証を目的として無償で提供する。

「メンタリ」は、いじめなどの学校生活における問題や要望に関するアンケートの作成・回収・分析をシステム上で一元化し、回答内容をAIで分析するサービス。支援が必要な児童や生徒を迅速に把握できるほか、AIチャットを通じて児童や生徒の相談内容を整理し、対応方法に関するアドバイスを教師に提示するという。

「メンタリ」では、教師が任意の項目でアンケートを作成でき、児童や生徒は「GIGAスクール構想」で配布されたタブレットなどから回答する。AIが自由記述を含む回答内容を分析し、緊急性が高い相談内容を検知した場合には教師へ速やかに通知する仕組みとなっている。
また、児童や生徒は、「メンタリ」のキャラクター「モフ」とAIチャットで相談することができる。「モフ」は児童や生徒の話を傾聴しながら相談内容を整理し、悩みを言語化する支援を行うという。

AIチャットについては、AIが児童や生徒の判断や行動に影響を与える助言を行わないよう、傾聴と内容整理に特化した設計を採用。教師が設定した時間内に利用できるとしている。
さらに、AIチャットでの相談内容をAIが分析・要約し、その内容に応じて専門家や精神科医が監修した類似事例や対応方法に関するアドバイスを教師に提示する。これにより、経験の少ない新任教師でも児童や生徒への対応に活用できるとしている。
