夏の働き方、在宅ワーカーの6割以上が「酷暑日」に自宅で長時間働くことに不安あり 「クールシェア」認知は4割弱
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WOOCは、在宅ワーク経験者300名を対象に「夏の働き方に関するアンケート」を実施し、結果を公表した。
◾️在宅ワーカーの6割が「酷暑日」に不安を抱える、不安が強い人ほど”働く場所”を変える傾向
「酷暑日(40℃以上)」に自宅で長時間働くことへの不安を尋ねたところ、64.4%が「感じる」と回答。
「酷暑日」という新たな予報用語が登場するなど、猛暑への社会的な関心が高まる中、自宅での長時間労働に不安を抱く在宅ワーカーが多いことがわかった。

さらに、不安の有無によって暑さ対策の違いを見てみると、「自宅以外で働く機会を増やす」と回答した割合は、不安を感じる人では34.7%、感じない人では3.7%と大きな差が見られた。
一方、「自宅のエアコン使用を増やす」は、不安を感じる人が50.8%、感じない人が47.7%とほぼ差がみられなかった。
この結果から、酷暑日に不安を感じる人ほど、エアコンの使用を増やすだけでなく、より快適に働ける環境を求めて、自宅以外で働くという選択をする傾向がうかがえる。

◾️自宅以外を選ぶ理由の1位は「涼しさ」、節約目的を上回る
夏場、自宅以外(カフェやコワーキングスペースなど)で仕事をしたことがあるか尋ねたところ、38.0%(114人)が「経験あり」と回答。
また、この114人を対象に、自宅以外を選んだ理由を尋ねたところ、「涼しい環境で過ごしたかった(64.9%)」が最多となり、「電気代を抑えたかった(36.8%)」を大きく上回った。
自宅以外の環境を選ぶ動機が、コスト面だけでなく、快適性や集中しやすさも重視されていることがうかがえる結果に。

◾️暑さで集中力への影響を感じる人ほど、電気代への不安も大きい
夏の暑さが在宅ワーク中の集中度に影響があると答えた人は70.3%にのぼった。

電気代の不安が増している・やや増していると回答した人を、集中への影響度別に割合をみると、暑さが集中度に「非常に影響がある」人の90.6%が電気代への不安の増加を感じており、一方で「全く影響はない」人では21.4%にとどまる。
特に「非常に影響がある」層の電気代への不安度は、全体割合(68.0%)を大きく上回っている。


集中力を保つために自宅のエアコンに頼る人ほど電気代への不安を強く抱えており、涼しさと節約のどちらを優先するかというジレンマが生じていると同社は考察している。
◾️「クールシェア」の認知は4割弱、”働ける涼しい場所”へのニーズも
では、暑さを避けて働く人たちの受け皿となる場所は十分にあるのか。
夏の節電・熱中症対策として、公共施設や商業施設を涼しい休憩スポットとして開放する「クールシェア」の取り組みが各地で広がっているなか、同調査では「クールシェアという言葉を知っているか」と尋ねたところ、「はい」と回答したのは38.0%にとどまった。
一方で、夏場の仕事場所に求める条件を尋ねた質問では、「涼しさ(68.0%)」が最多となったものの、「静かさ(54.7%)」「Wi-Fi(43.7%)」「電気代を気にしなくてよい(38.0%)」「電源(27.3%)」といった条件が上位に並んだ。

図書館やショッピングモールなど、従来のクールシェアスポットの多くは涼しく過ごせる場所ではあっても、Wi-Fi環境や電源、長時間の作業・個室環境まで揃っているとは限らず、今回の結果からは、在宅ワーカーが求めているのが単なる”涼しい避難先”だけでなく、”涼しさと仕事のしやすさ”の両方であることがうかがえた。
【調査概要】
調査期間:2026年7月14日~2026年7月17日
調査対象:全国20代~50代の、週1日以上自宅で仕事を行っている、または行った経験があるビジネスパーソン300名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
※回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※同調査は「酷暑日」が続く状況を想定した意識・意向を尋ねたものであり、実際の行動変化を示すものではない。
<参考>
BIZcomfort調べ(WOOC)『夏の働き方に関するアンケート」』