生成AIの普及で84.7%が事務・一般職が減ると認識 若年層の「ブルーワーカー職種」への興味広がる
INDEX
学情は、21〜29歳の男女190名を対象に「ブルーワーカー職種への転職/就職意向」に関する調査を実施し、結果を公表した。
(1)84.7%が生成AIの普及により事務職や一般職の仕事が減るとの認識。他方で次の転職/就職でのブルーワーカー職の希望者は15.3%にとどまる
生成AIの普及により事務職や一般職の仕事が減る可能性については、「非常にそう思う」「ややそう思う」が84.7%となった。AIによる職業環境の変化を多くの若年層が意識している結果に。

次の転職/就職でブルーワーカー職種への転職/就職の可能性を問うと、「全くない」「あまりない」といった否定的な回答が42.6%と最多となった。
「かなりある」「ややある」といった前向きな回答は15.3%に留まったが、「どちらともいえない」「わからない」といった態度を留保する回答も42.1%にのぼっている。

(2)専門性や手に職といった前向きなイメージと、体力・安全面への不安が混合
ブルーワーカー職種に対するイメージでは、「体力的に大変そう」が70.0%で最多。次いで「手に職がつく」49.5%、「危険な仕事が多そう」46.3%、「専門スキルを身につけられる」41.1%が続き、専門性や手に職といった前向きな印象と、体力・安全面への不安が併存していることがうかがえる。

(3)働き方や体力面、安全面が転職/就職への心理的ハードル
過去にブルーワーカー職種へ転職/就職を検討したことがあるかとの問いに対しては、「実際に応募したことがある(11.1%)」「検討したことがある(15.3%)」「少し興味を持ったことがある(21.6%)」と、興味・検討・応募まで至った回答が48%となった。他方で、検討をしなかったとの回答も40.5%にのぼった。

検討をしなかった対象にその理由を聞くと、「体力面に不安がある」が76.6%で最も多く、「職場環境に不安がある(危険な職場のイメージがある)」49.4%、「休みが少なそう」44.2%と続く。
仕事や職場環境への理解に加え、働き方や安全面への不安が心理的ハードルとなっている結果に。

(4)前向きな検討が進む条件は給与と生活の両立
未検討者に対しては、どのような条件がそろえば前向きに検討が進むのかも併せて調査。その結果、「土日祝休み」が58.4%で最多、「年間休日の多さ」が54.5%、「年収アップ」が44.2%となった。
給与だけでなく、休日や残業など生活との両立を具体的に示すことが、若年層の関心を実際の応募・転職意向へつなげる鍵となりそうだと同社は考察している。

【調査概要】
調査期間:2026年7月24日~2026年8月1日
調査機関:株式会社学情
調査対象:20代専門転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
有効回答人数:190人
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あり。
<参考>
学情『ブルーワーカー職種への転職/就職意向』