阪急阪神不動産、兵庫・京都に物流施設2棟を開発 「ロジスタ北伊丹」と「ロジスタ京都伏見」竣工
阪急阪神不動産は、兵庫県川西市で建設を進めていた物流施設「ロジスタ北伊丹」と、京都市伏見区で建設を進めていた「ロジスタ京都伏見」を竣工したと発表した。

両施設は、館内LED照明や高効率空調などの導入により、環境や省エネルギーに配慮した物流施設として「ZEB Ready」の認証を取得したという。同社は、物流施設ブランド「ロジスタ」において、今後もZEB Ready以上の認証取得を目指すとしている。また、企業のサプライチェーン見直しを背景とした物流拠点の再編・統合や高機能物流施設への需要拡大に対応する施設開発を進めるとしている。
「ロジスタ北伊丹」は、阪神高速11号池田線「川西小花IC」から約3.1km、中国自動車道「中国池田IC」から約4km、大阪国際空港から約4.5kmに位置し、複数の高速道路や空港へのアクセスに優れた立地であるという。大阪市や神戸市への配送に加え、関西圏の消費地を広くカバーできるとしている。
また、伊丹市から川西市にかけて人口が集積し、最寄り駅やバス停から徒歩圏内に位置することから、雇用確保の面でも優位性があるという。
施設は最大4テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設で、1階と2階に合計36台の10トントラックが接車できるバースを備える。各区画には荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置した。倉庫部分は床荷重1.5トン/平方メートル、天井有効高5.5メートルを確保し、柱間隔は11.5メートル×10メートルとしている。

「ロジスタ京都伏見」は、名神高速道路「京都南IC」から約5.9km、第二京阪道路「伏見IC」から約6.4kmに立地し、関西圏への広域配送に対応するほか、四条河原町から約12kmに位置し、京都市中心部への配送拠点としても活用できるとのことだ。
施設は床荷重1.5トン/平方メートル、天井有効高5.5メートルとし、柱間隔は11.6メートル×11.3メートルを確保した。荷物用エレベーターと垂直搬送機を各1基設置したほか、1階のトラックバースは車両保管場所として車庫証明の取得が可能で、駐車場としても利用できるという。共用部には従業員向けラウンジやトラックドライバー向け休憩室を設けたとしている。
環境面では、屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力を自家消費するほか、敷地内駐車場に電気自動車用充電設備を設置した。また、エントランスホールには京都産の杉を使用した天然木ルーバーを採用し、木材の地産地消によるサステナビリティへの貢献と意匠性の両立を図ったという。

■「ロジスタ北伊丹」概要
所在地:兵庫県川西市久代1丁目3番14号
交通:
・阪神高速11号池田線「川西小花IC」まで約3.1km
・阪神高速11号池田線「池田IC」まで約4.5km
・中国自動車道「中国池田IC」まで約4.0km
・JR福知山線「北伊丹駅」より徒歩16分(約1.3km)
・阪急バス「久代口」より徒歩6分(約430m)
敷地面積:約15,000平方メートル(約4,600坪)
延床面積:約32,000平方メートル(約9,700坪)
構造規模:S造・地上4階
施設タイプ:
スロープタイプ
※車両がスロープを通り、上層階のトラックバースに直接乗り入れ可能な物流施設のこと。
着工:2024年10月21日
竣工:2026年6月30日
■「ロジスタ京都伏見」概要
所在地:京都府京都市伏見区久我西出町7番地4
交通:
・名神高速道路「京都南IC」まで約5.9km
・第二京阪道路「伏見IC」まで約6.4km
敷地面積:約5,000平方メートル(約1,500坪)
延床面積:約11,100平方メートル(約3,300坪)
構造規模:S造・地上4階
施設タイプ:
ボックスタイプ
※荷物輸送トラックが地上階に設置されたトラックバースに接車し、垂直搬送機等の利用により2階以上のフロアに荷物等を搬送する物流施設のこと。
着工:2025年5月1日
竣工:2026年7月31日