新卒入社後すぐの退職・転職に「抵抗あり」63.4% 「転職市場で不利」の不安も
学情は、20代専門転職サイト「Re就活」に登録している2026年4月入社の新入社員を対象に、若者の早期退職への意識に関するインターネットアンケートを実施し、結果を公表した。
新卒入社後すぐに退職・転職することに心理的な抵抗感があるかを聞いたところ、「多少抵抗がある」が34.6%、「強い抵抗がある」が28.8%となり、合計で63.4%が抵抗感を持っていることが分かった。一方、「あまり抵抗はない」は19.2%、「ほとんど抵抗はない」は17.3%で、合計36.5%だった。

抵抗がある理由としては、「継続力、忍耐力がないと思われる」「早すぎる退職は転職市場で不利になる」「転職しやすい風潮はあるが、入社数カ月での転職はさすがに悪印象」といった不安が挙げられたという。
また、「2~3カ月働き、すでに関係性ができているので申し訳なさがある」「せっかく入ったのにすぐに辞めるのはもったいない」「1社目でビジネスマナーや営業スキルを身につけてからがいい」といった声も寄せられ、抵抗感を持ちながら転職を視野に入れたり、行動に移したりしている様子がうかがえるとしている。一方、抵抗がない理由としては、「合わないのが分かっていながら続けるのが精神的にしんどい」といった声があったとのことだ。
早期離職を防ぐために会社に期待したいことを複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「働き方(時間・場所)の柔軟性」で50.0%だった。次いで、「配属・業務内容の柔軟な見直し」が42.3%、「丁寧な研修・OJT・教育制度」が40.4%となった。

同社は、人間関係の支援や給与アップよりも、働く時間・場所や配属、仕事内容を重視する傾向が見られ、新入社員が待遇面だけでなく、入社後に働き方や仕事内容のミスマッチが生じた場合に社内で調整・軌道修正できる仕組みを求めていると考えられるとしている。
【調査概要】
調査期間:2026年6月7日~2026年6月28日
調査機関:学情
調査対象:20代専門転職サイト「Re就活」に登録している2026年4月入社の新入社員
有効回答数:52件
調査方法:Web上でのアンケート調査
備考:各項目の数値は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があるとのこと。
<参考>
学情『若者の早期退職への意識に関するアンケート』