ジェーシービー・インターナショナル(以下、「JCB」)は、インド決済公社National Payments Corporation of India(以下、NPCI)との提携により、2019年7月22日(月)から、NPCI傘下の金融機関で同国初となるJCBカード「RuPay/JCBカード」の発行を開始したことを発表した。
NPCIは、2009年にインド準備銀行Reserve Bank of India主導のもと設立された国内決済ネットワーク会社で、同国内でカード加盟店及びATMネットワークを展開し、2012年から決済ブランドRuPayを展開している。
本カードは、NPCIが管理・運営する同国の決済ブランド”RuPay”と、JCBの2つのブランドが付帯したカードとなり、インド国内ではRuPay加盟店・ATMで、同国外では、JCB加盟店・ATMで利用可能。
インド最大のデビットカード発行枚数(約3億枚)を有するState Bank of Indiaや、同じく大手行のPunjab National Bank、Central Bank of India等の金融機関で発行を開始しており、今後も発行金融機関は拡大予定とのことだ。
インドでは近年の経済成長や同国政府による後押しによって、キャッシュレス市場が急成長し、国外でのキャッシュレス利用も増加しているという。
JCBは、同国を海外発行事業における重要国のひとつと位置付けており、多くのユーザーにJCBカードをご利用いただくことを目指していくとしている。