2019年7月17日にEnergyColoringは、「自宅・店舗・オフィス・賃貸住宅向けIoTサービスのカオスマップ」を公開した。
同社は、自宅・店舗・オフィス・賃貸住宅のスマート化にかかわるサービスを、IoTという切り口で網羅的に調査を行い、カオスマップを作成したという。
主なトピックは以下のとおりだ。
自宅分野
- 特に、所有者の投資で実現できる持ち家にかかわるIoTサービスが多い。
- 今回の調査範囲においては大きく5つのサービスに分類される。
- 利便性向上の追求:家電リモコンによるエアコン・電灯・家電制御
- 安心の実現: 独居高齢者の見守り、不在時のペット見守り
- 安全の担保: スマートキー、ネットワーク防犯カメラ、電動シャッター
- 最適化による省エネ:太陽光発電制御、給湯器制御
- システム間連携: HEMS連携、スマートスピーカー
店舗・オフィス分野におけるトピック
- 店舗やコワーキングスペースにおいて、“カギによる所有物認証”ではなく、“スマートフォンよるアクセス許可”が普及している。
- データ測定を入り口とした現実世界とデジタルの融合が進んでいる。
- 重量センシングに発注を組み合わせた在庫管理代行サービス
- ビデオ映像による客層分析を用いたマーケティング支援サービス
- 電力データによる店舗オペレーション分析サービス
- 電気代削減によるコスト圧縮サービス
- ロボットを用いたコンシェルジュサービス
賃貸住宅分野におけるトピック
- プロパティマネージメントの効率化が進んでいる。
- オーナー、管理者、居住者の用途別プラットフォーム
- スマートロックによる内見の効率化サービス
- 共用部の電気代などコスト圧縮サービス