ANAグループ29社が「SmartHR」を導入 分散していた人事・労務手続きの集約と人的資本経営基盤の整備へ
SmartHRは、ANAホールディングスの推進により、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」がANAグループ29社に導入されたと発表した。

導入対象は、航空輸送事業を中心とするANAグループ29社。ANAグループでは従来、29社で同一の人事システムを利用していたが、現行システムのサービス終了に伴い、後継システムへの移行検討が必要になっていたという。
これまでの人事・労務手続きは、紙媒体や複数のシステムに分散して依存していたため、申請・承認プロセスが煩雑化していたほか、従業員情報が一元管理されておらず、ANAグループ全体で統一的にデータを活用しにくい状況にあったという。
加えて、人的資本開示の潮流や経営戦略と人財戦略の連携強化の観点から、人事・労務データをタイムリーに把握し、分析・可視化を通じてグループ施策を迅速に検討できる基盤が求められていた。
こうした課題の解決に向け、ANAグループは人事データをグループ共通の財産として活用する方針のもと、今後の法改正や社会変容にも対応しやすいSaaS製品の導入を検討したという。その結果、現場従業員から管理者まで直感的に使いやすい操作性と、人事・労務管理からタレントマネジメントまでを一貫したプラットフォームで実現できる網羅性を重視し、「SmartHR」の導入を決定したとのことだ。
SmartHRは、採用管理から雇用契約、入社手続き、年末調整などの労務手続きのペーパーレス化に対応するほか、蓄積した従業員データを活用した人事評価、従業員サーベイ、配置シミュレーション、スキル管理などのタレントマネジメント機能も提供している。また、アプリストアサービス「SmartHR Plus」を通じ、勤怠や給与などのサービスと連携できるアプリケーションも展開している。