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投資経験者は74.9%に拡大も、約8割が老後の資産形成に不安 「リスクが怖い」との声多数

ファイナンスメディアは、2026年3月に日本国内在住の18歳以上の男女411名を対象に「日本人の資産運用実態調査2026」を実施し、その結果を公表した。

■現在投資している人は74.9%。約4人に3人が資産運用を実施

現在、投資・資産運用をしているか聞いたところ、74.9%が「している」と回答。「過去にしていたが今はしていない」(7.1%)を含めると、82%が投資経験者という結果になった。

2024年に始まった新NISA制度の普及が、一般生活者の投資参加を大きく後押ししていると同社は考察している。かつては、一部の富裕層や金融知識のある人だけが行うイメージだった「資産運用」が、今や多くの人にとって身近なものになっていることが伺える。

現在、投資・資産運用をしているか

■利用商品は投資信託・NISAが54.7%でトップ。株式投資を上回る

現在利用している金融商品(複数選択)では、「投資信託・NISA」が54.7%でトップに。2位の「株式投資(38.2%)」を大きく上回っており、新NISA制度を活用した長期・積立型の運用が主流になっていることがわかった。

また、「定期預金(19.7%)」も依然として根強く、安全志向の高さも見て取れる。一方で「FX(5.4%)」は比較的少数にとどまっており、投資先の多様化が進みながらも、リスクへの慎重さが伺える。

現在利用している金融商品(複数選択)

■毎月の投資額は「1〜3万円」が49.9%で最多。0円も17.3%存在

毎月の貯蓄・投資に回している金額について聞いたところ、「1〜3万円(49.9%)」が最多となった。約半数が毎月少額ずつ積み立てを行っており、新NISAによる少額積立投資の普及を裏付ける結果となった。

一方で「0円(17.3%)」も一定数おり、投資に関心があっても踏み出せていない層の存在も示している。

毎月の貯蓄・投資に回している金額

■老後の備えが「不十分」は79.8%。「十分できている」はわずか2.9%

老後の資産形成として十分な備えができていると思うか、聞いたところ、「全くできていない(45.5%)」「あまりできていない(34.3%)」を合わせると79.8%が老後の備えに不安を感じていることがわかった。

「十分できている」と回答した人はわずか2.9%にとどまった。前述の通り、74.9%が何らかの投資を行っているにもかかわらず、老後への不安は解消されていない実態が明らかに。老後2,000万円問題が社会的に広く認知された現在においても、多くの人が老後の備えに課題を感じていることが伺える。

老後の資産形成として十分な備えができていると思うか

■投資で最重視するのは「リスクの低さ」が59.4%。「リターンの高さ」の約3倍

投資・資産運用で最も重視することとして、「リスクの低さ」が59.4%で圧倒的トップだった。「リターンの高さ(20.2%)」のおよそ3倍の回答率であり、日本人の投資観が「守りの資産運用」に強く傾いていることが浮き彫りに。

「手数料の安さ(6.6%)」「税制優遇(6.3%)」への関心も根強く、コストを抑えながら着実に資産を増やしたいという意識が見て取れる。

投資・資産運用で最も重視すること

■今後始めたい資産運用は「NISA(29.2%)」「株式投資(22.4%)」が上位


今後新たに始めてみたい資産運用では、「NISA(29.2%)」「株式投資(22.4%)」が上位に。「特にない(33.6%)」が最多だが、これはすでに十分な投資をしている層を含む可能性があるという。iDeCo(14.8%)への関心も高く、税制優遇を活用した老後資金の積立に注目が集まっていることがわかった。

今後新たに始めてみたい資産運用

■自由記述に見る「声」。「何から始めればいいかわからない」「リスクが怖い」が多数

投資に関心を持ちながらも「情報の少なさ」「わからなさ」「怖さ」が実際の行動を妨げていることが伺える。

正確な情報提供と、初心者でも理解できる教育コンテンツへのニーズが高まっていることが明らかになった。

自由記述

【調査概要】
調査名:日本人の資産運用実態調査2026
調査期間:2026年3月
調査対象:18歳以上の日本国内在住者

有効回答数:男女411名
調査方法:インターネットアンケート
調査主体:ファイナンスメディア

<参考>ファイナンスメディア日本人の資産運用実態調査2026

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