シャープ、本社を大阪市中央区へ移転 都市部移転で人材獲得と情報接点拡大を図る
シャープは、本社を大阪府堺市匠町から堺筋本町(大阪市中央区)へ移転した。

新本社の所在地は、大阪府大阪市中央区久太郎町2丁目1番25号。大阪メトロ堺筋本町駅11番出口近くに位置するという。移転当日には、メディア向けに新本社が公開され、代表取締役 社長執行役員 CEOの沖津雅浩氏が移転にあたって挨拶した。
沖津氏は、2016年に本社を大阪・西田辺から堺市へ移転して以降の10年間にわたり、堺市および関係各所から支援を受けたことに謝意を示した。そのうえで、本社移転の狙いについて、都市部へ移転することで優秀人材の獲得につなげやすくなること、社員が外部に出やすくなり、新しい情報に触れる機会が増えることを挙げたという。

新本社の1階エントランスには、創業者・早川徳次氏の銅像と、同社の礎を築いた「徳尾錠」「早川式繰出鉛筆」が展示されている。
早川徳次像は、シャープの前身である早川電機工業の創業55周年を記念し、1968年に地域販売店組織「全国シャープフレンドショップ会」の有志から贈呈された銅像。本社の移転にあわせて、西田辺、堺、堺筋本町へと運ばれてきたという。

同社は、本社移転により、取引先やステークホルダーとの距離が一層近づく機会を得たとしている。これを契機に、連携をさらに深め、新たな拠点でも信頼と期待に応えるべく、社業の発展に取り組む考えを示した。