TOPPANら3社、食品・日用品などの包装資材の共同配送を開始 物流効率化とCO2排出量削減目指す
TOPPAN、TOPPANロジスティクスと、トーインの3社は、2月2日から、食品・日用品・化粧品向けを中心とする包装資材を、最終製品メーカー工場へ納品する共同配送を開始すると発表した。

今回の共同配送は、TOPPANとトーインの製造拠点で生産する食品・日用品・化粧品などの包装資材について、TOPPANロジスティクスが物流全体の最適化を行うことで実施されるという。
具体的な配送方式は、TOPPANロジスティクスが保有する物流倉庫へ集約する方式のほか、TOPPANロジスティクスのトラックがTOPPANとトーインの拠点を順次集荷してそのまま最終製品メーカーへ向かう方式など、物量や納品先の条件に応じて最適なルートを設計。
まずは、関東における生産拠点(TOPPAN 群馬センター工場・水戸工場やトーイン 柏工場など)から全国の食品・日用品・化粧品メーカーへの共同配送を開始し、順次配送エリアを拡大するとしている。
なお、今回の共同配送により、TOPPANとトーインの同一配送先への包装資材の配送頻度を削減し、配送効率を向上させることで、配送にかかるCO2排出量の年間約4%削減を見込んでいるという。(※1)
最終製品メーカーにおいても、サプライチェーン全体でのCO2排出量である「Scope3」(※2)の削減目標達成に貢献するものとなっている。
TOPPAN、TOPPANロジスティクスの両社は今後、今回の共同配送モデルによる効果を確認し、更なる改善を加えると共に、様々な業界や企業に順次拡大。
また、同取り組みをきっかけに、包装資材業界全体を巻き込んだ物流プラットフォームの構築を目指し、持続可能な社会の実現に貢献していくとのことだ。
(※1)
3社にて算定。算定範囲はTOPPANおよびトーイン両社から配送先へのトラック輸送。算定対象は両社の同一配送先への配送。2025年4-6月の配送実績を元に、従来の配送方法と共同配送時のCO2排出量(想定値)を比較。
(※2)
「Scope」は、企業において自社の事業活動に関する温室効果ガス(GHG)の排出量。
Scope1: 自社での燃料の使用や工業プロセスによる直接排出
Scope2: 自社が購入した電気・熱の使用に伴う間接排出
Scope3: Scope1および2以外の間接排出(サプライチェーンを含む事業者の活動におけるその他の排出)