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宮崎県・高千穂峡にスマートゴミ箱「SmaGO」を導入 自動圧縮・ゴミ量通知機能でポイ捨て抑制と回収効率化へ

フォーステックは、宮崎県の高千穂町観光協会と高千穂町およびJTBと連携し、宮崎県高千穂峡周辺エリアに、環境配慮型スマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」を5カ所・計10台設置し、運用開始したと発表した。

高千穂峡にスマートゴミ箱「SmaGO」を1導入

同取り組みは、宮崎県内で初のSmaGO導入事例となり、観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」に採択されている。

九州有数の観光地である高千穂峡において、SmaGOを設置することで、ゴミの散乱防止と回収業務の効率化を同時に実現し、美しい景観の維持を目指すとのことだ。

SmaGOは、フォーステックが展開する、地球環境に配慮し開発されたIoTスマートゴミ箱。太陽光で稼働し、ゴミを約5分の1に自動圧縮する。また、蓄積したゴミの量を通信機能で通知する仕組みを持つため、ゴミ溢れを防ぎながら回収業務を大幅に効率化することが可能だという。

さらに、ラッピングは自由にデザイン可能で、分別等の啓発や協賛を募ることで、運用コストを削減することができるとのことだ。

今後は、高千穂峡エリアでの運用データをもとに、景観保全と回収効率の最適化を進めていくという。さらに、得られた知見を全国の観光地にも活用し、今後も持続可能な観光地づくりに貢献していくとしている。

■設置概要

運用開始日:2025年12月17日
設置場所:高千穂峡周辺 計5カ所(第1・第3駐車場、高千穂峡淡水魚水族館前、観光協会直営売店前、高千穂バスセンター前)
設置台数:計10台(燃やすゴミ、ビン・カン / 各5台)
デザイン:設置した一部の筐体の背面には高千穂峡の風景写真をラッピング。景観になじみ地域の魅力を伝えるデザインを採用。
安全対策:内部に消火フィルムを搭載。万が一、廃棄物が発火した場合の初期消火を行う。

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