生成AIイラストの活用方法、1位「アイコン画像の作成」2位「イラストのアイデア出し」 作業効率向上の声多数
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アタムは、生成AIイラストを作成したことがある500人を対象に「生成AIイラストの活用方法に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■生成AIイラストの活用方法は「アイコン画像の作成」

「生成AIイラストの活用方法」の1位は、「アイコン画像の作成(36.8%)」だった。次いで、2位「イラストのアイデア出し(15.6%)」、3位「仲間内で楽しむ(13.2%)」、4位「サムネイル画像の作成(10.4%)」と続いた。
SNSのアイコンや投稿画像、動画のサムネイルなど、広く一般の目につく場でも生成AI画像の利用が進んでいることが伺える。
■生成AIイラストの使用頻度
生成AIイラストを作成したことがある500人に使う頻度を聞いたところ、「(これまでに)数回程度(25.0%)」と回答した人が最多だった。
「必要に応じて(4.0%)」「月1回未満(4.0%)」という人も含めて、日常的には使っていない層も多くなっていた。
一方で、週1回以上のペースで定期的に活用している人は41.8%だった。高頻度で活用している人の活用方法を見ると「SNS投稿」「サムネイル作成」などの情報発信、「資料の挿絵」などの仕事関係、「アイデア出し」などのイラスト作成関係が多くなっていた。

■生成AIイラストを使ってみて良かったことは「作業効率が上がった」
「生成AIイラストを使ってみて良かったこと」の1位は、「作業効率が上がった(40.6%)」、2位は「思い通りのイラストが作れた(27.8%)」だった。
また「自分ではできないことができる」「新しいアイデアを得られる」といった回答も多数。生成AIが創作活動の幅を広げたり、スキルを補ってくれたりすることも伺える。

■生成AIイラストを使ってみて困ったことは「思い通りのイラストが出ない」
「生成AIイラストを使ってみて困ったこと」の1位は、「思い通りのイラストが出ない(54.8%)」だった。また、2位「修正指示が伝わりにくい(18.0%)」、3位「権利関係に不安がある(13.2%)」と回答した人も多くなっていた。

【調査概要】
調査対象:生成AIイラストを作成したことがある人
調査期間:2025年12月1日~5日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性311人/男性189人)
回答者の年代:10代 3.0%/20代 22.4%/30代 33.0%/40代 22.4%/50代以上 19.2%