FRaU、2026年のSDGs・サステナビリティ分野で注目すべき6つのキーワードを発表 「ウェルビーイング」「気候危機」など
雑誌『FRaU』は、2026年のSDGsおよびサステナビリティ分野で注目すべき6つのキーワードを発表した。

『FRaU』は、2018年に女性誌として世界で初めて「一冊丸ごとSDGs号」を刊行して以降、SDGsおよびサステナビリティをテーマとした特集号を継続的に制作してきた媒体。
今回発表された2026年の注目キーワードは、「もったいない」「ニッポンのウェルビーイング」「スポーツと創る未来」「S-TRIP〜わが地域のすばらしさ再発見」「話そう、気候危機のこと。」「木と森がつくる未来。」の6つ。
「もったいない」については、近年普及が進んできた循環型経済の概念が社会実装の段階に入っている点に加え、日本文化に根付く価値観と環境意識が結びつきつつある状況に注目したものだとしている。日本独自の持続可能性の考え方として、「もったいない」が今後さらに社会的影響力を持つと見ているという。
「ニッポンのウェルビーイング」は、身体的・精神的・社会的に満たされた状態を目指す概念であり、近年、国や自治体、企業などで推進が進んでいる分野だとしている。FRaUは、日本社会に根付く価値観の中に独自のウェルビーイングが存在すると捉え、2026年はその掘り起こしに取り組むという。
「スポーツと創る未来」では、スポーツを通じた社会貢献や地域活性化に取り組む団体や企業の活動に注目している。こうした取り組みが全国的な広がりを持ち、暮らしやウェルビーイングを支える基盤になっていく可能性があると見ているという。
「S-TRIP」は、「サステナブル・トリップ」「SDGsトリップ」を表す造語。移住や二拠点生活、一次産業への関心の高まりなどを背景に、地方の知見や魅力が日本全体のサステナビリティを支える重要な要素になるとしている。
「話そう、気候危機のこと。」は、FRaUが継続的に取り組んできたテーマの一つであり、気候変動を巡る多様な情報や意見が飛び交う中で、社会全体で議論を重ねる必要性を示したものだとしている。将来世代に向けた課題として、対話の重要性を強調しているという。
「木と森がつくる未来。」では、日本の森林が適切に管理されていない現状を踏まえ、伐採と植樹を通じた健全な森林循環の必要性を取り上げている。FRaUは、過去にも同テーマの特集を刊行しており、2026年も継続的に取り上げていく方針だとしている。