ローソン、冷凍調理パンの販売を約4,600店舗に拡大 群馬・新潟・長野でも12月16日から展開
ローソンは、食品ロス削減および冷凍流通による物流効率化を目的に展開している冷凍調理パンの販売を、12月16日から群馬県、新潟県、長野県の約800店舗に拡大すると発表した。これにより、冷凍調理パンの販売店舗数は全国約4,600店舗となる。

冷凍調理パンは、埼玉県、東京都、山梨県の約700店舗で本格展開を開始した後、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県の約3,800店舗へと順次拡大してきた。今回の新たな展開により、関東甲信越エリアでの取り扱いをさらに広げる。
今回販売店舗を拡大する商品は、工場で製造した調理パンを冷凍した「ソーセージ&エッグマフィン」「照焼チキン&エッグマフィン」「ハムチーズ&エッグマフィン」の3品で、いずれも税込397円。冷凍・解凍時の品質劣化が起こりにくい具材を使用するとともに、製造直後に凍結することで、温めた際に通常の調理パンと変わらない味わいを実現しているという。

冷凍調理パンは、調理が簡便である点に加え、長期保存が可能なことから、物流効率の向上やCO2排出量の削減、食品ロス削減につながるとしている。賞味期限は約1年間で、廃棄削減効果も見込まれる。
ローソンは、食品ロス削減と物流効率化、それに伴うCO2削減を目的に、2024年9月から冷凍調理パンの実験販売を開始してきた。あわせて、2022年11月から冷凍弁当、2023年8月から冷凍おにぎりの実験販売も進めており、冷凍おにぎりは現在約12,000店舗で販売している。