マイナビは、2021年3月末に閉校した千葉県山武市の廃校を活用し、団体向け宿泊施設「仲間と泊まる学校 さんむ西小」を2026年3月にオープンすると発表した。

同施設は、最大114名までが宿泊できる団体宿泊施設で、学生の合宿や企業研修、グループ・ファミリー旅行など、幅広い用途に対応できるという。
同社は、廃校を新たな価値ある資産として利活用し、地域力の向上と持続可能な社会づくりへの貢献を目指している。地方創生を目的とし、団体宿泊施設をオープンするのは、2018年の「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」に続き2施設目となる。
施設内では、客室・風呂などもすべて教室をリノベーションし、廃校に泊まる非日常体験を提供するという。また、広いグラウンドや体育館が使用でき、スポーツやレクリエーションが行えるとのことだ。
食事は、セルフサービスの給食スタイルの食事や中庭でのバーベキュー、飲み放題プランなどを提供するとしている。

同社は、同拠点を宿泊者だけでなく地元住民の憩いの場としても活用し、地域内外の人々の交流を促進することで、「海と緑、人が集い、住まう誇りがもてるまち山武」の実現を目指すまちづくりに貢献していくとのことだ。
■施設概要
名称:仲間と泊まる学校 さんむ西小(旧 山武市立山武西小学校)
住所:〒289-1211 千葉県山武市大木13番地
アクセス:八街駅から車で10分 ※都心から車で約80分
宿泊可能人数:最大114名(1日2団体まで)
料金:宿泊7,700円/人~ ※シーズンにより変動あり
