アクチュアルは、建築特化型オールインワンAIプラットフォーム「ArchiX(アーキエックス)」において、新機能「AI画像編集」を10月末にリリースすると発表した。生成したパースや内装・外装写真を自由に編集できる機能であり、部分修正や参照画像を活用した自然な差し替えに対応するという。

機能は3段階でリリースされる。第1段階では、部分修正機能を10月中旬に提供。

第2段階では、参照画像のアップロードに対応し、指定箇所に家具や建材などを自然に合成できるようになる。第3段階として11月以降には、任意の画像編集や色調補正に対応し、外部ツールを使わずにArchiX上で完結できる環境を整備するという。

同社によると、従来の画像生成AIでは、画像の一部分のみを思い通りに修正することが難しく、再生成のたびに全体が変わってしまう課題があった。新機能では、「部分指定×参照画像」のアプローチを採用し、ブラシで修正箇所を選択することで、元の構図やトーンを保ちながら部分的な修正が可能になるとしている。