石川県小松市に町家を改装した分散型ホテル「Komado」が開業 全3室の客室に加え、カフェ・ショップも併設
NEWLOCALは、石川県小松市で町家を改装した分散型ホテル「Komado」が本格開業したと発表した。
同施設は、小松市の中心部で町衆文化が今も息づく龍助町に立地。町家を改装した客室3室を備えるほか、カフェやショップも併設し、ゲストが空間や工芸を通じて町家の暮らしに触れられる滞在体験を提供するという。
客室や共用部には、地域の生活工芸や小松にゆかりある作家のアートを随所に設置。上出長右衛門窯の茶器、小松畳、小松出身アーティストの作品などを取り入れ、暮らしに根ざした文化を体感できる空間としている。
また、通りに面して大きく開いたカウンターは、ホテルのチェックイン機能とカフェを兼ねた新たなスタイルを採用。カウンターには小松を象徴する石材「滝ヶ原石」を用い、地域の風景に溶け込むように設計されたという。
カフェラウンジでは、370年続く「長保屋茶舗」の自家焙煎“棒入り茶”や小松市で親しまれるコーヒー店「リセッタブルー」による“Komadoブレンド”を提供。さらに、小松・九谷の生活工芸を購入できるショップやキヅキブックスによる約100冊の選書を揃えたライブラリーも併設しているとのことだ。
■施設概要
ホテル名：Komado ベンガラ
住所：〒923-0926 石川県小松市龍助町29-1
アクセス：JR小松駅徒歩7分
（小松駅：金沢駅より新幹線で約10分 / 電車で約30分 / 自動車で約40分）
客室数：3室