三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(以下、JNSE)と、「ナショナルスタジアムパートナー」第一号となるトップパートナー契約を締結したと発表した。

国立競技場、2026年1月から「MUFGスタジアム」へ

今回の契約締結により、2026年1月から国立競技場の呼称が「MUFGスタジアム」となるとのことだ。

「ナショナルスタジアムパートナー」は、パートナー同士の知見やアセットを互いに掛け合わせることで、社会課題の解決や地域活性化に寄与するもの。同社とJNSEは、スポーツ・エンターテインメントの振興に加え、次世代育成、環境保全、文化交流、地域連携などを推進するとしている。

国立競技場は、同社との契約を機に、「MUFGスタジアム」として競技の場にとどまらず、文化・経済・地域・社会とつながる「未来型スタジアム」へと進化するという。

具体的には、「国立競技場の価値向上」と「社会課題の解決」を重点分野として、多様なステークホルダーとともに共創型の実践活動を展開。それらをまとめたプロジェクト群を「KOKURITSU NEXT(コクリツネクスト)」名付けたとのことだ。

■共創施策の展開例

① 国立競技場の価値向上に関する取り組み
・ICT等の先端設備の導入や技術開発支援とそれらの実証実験
・スタジアムの人流と商流を活かす新たな事業価値の創出
・新産業やスタートアップ育成に向けたアクセラレーション活動などの展開
・総合金融グループならではのつながりの広さを活かした、産官学様々なコミュニティへの接続
・国立競技場の発展事例を全国のスポーツ施設へ展開、地域社会の活性化を意識したスポーツ産業の底上げ

② 社会課題の解決に資する取り組み
・国民や地域の声を反映した、スタジアム活用アイデアの実現
・スポーツを通じた次世代支援、および日本の価値である地方創生や文化継承のグローバル発信基地としての展開
・スポーツに関わるすべての人々に向けたライフ&キャリア設計や金融リテラシーを深める機会の提供

<スタジアム新呼称概要>

<JNSE特設サイト>
 http://jns-e.com/mufgstadium
<MUFG特設サイト>
https://www.mufg.jp/profile/brand/sponsorship/mufgstadium/index.html