INDEX
医療法人社団鉄結会は、秋の季節における社会人の「秋バテ」について調査を実施し、結果を公表した。
■約8割の社会人が秋バテを実感
全国の社会人を対象に、秋(9月〜11月)にいわゆる「秋バテ」の症状を感じたことがあるかを調査。その結果、約82%の人が秋バテの症状を感じたことがあると回答し、大多数の社会人が季節の変わり目の体調不良に悩んでいることがわかった。

■最も多い症状は「だるさ・疲労感」で7割超
秋バテで感じる具体的な症状について調査した結果、最も多いのは「だるさ・疲労感」で約74%、次いで「睡眠の質の低下」(52%)、「食欲不振」(48%)という結果に。
心身ともに不調を感じている人が多いことが明らかとなった。

■秋バテの原因は「夏の疲れの蓄積」と「寒暖差」
秋バテの原因として考えられることを調査した結果、約68%の人が「夏の疲れの蓄積」、約61%が「朝晩の寒暖差」を原因として挙げており、夏から秋への季節の移り変わりと気温変化が体調に大きな影響を与えていることが判明。

■秋バテ対策を「している」のは約3割のみ
秋バテに対して何か対策を行っているか調査した結果、対策を行っている人は約31%にとどまり、約7割の人が特に対策をせず、そのまま過ごしていることがわかった。

■秋バテで医療機関への相談を検討した人はわずか9%
秋バテの症状で医療機関への相談を検討したことがあるか調査したところ、検討したことがある人は約9%にとどまり、ほとんどの人が我慢するか自己流で対処しようとしている実態が明らかとなった。

【調査概要】
調査対象:全国の20-50代の社会人男女300名
調査期間:2025年9月1日〜9月20日
調査方法:インターネット調査
調査実施:医療法人社団鉄結会(同社調査)
<参考>
医療法人社団鉄結会『秋の季節における社会人の「秋バテ」について調査』