クラシエ薬品は、九州エリア初の物流拠点として、福岡県小郡市に新たな配送センターを開設し、順次稼働を開始したと発表した。

クラシエ薬品、福岡県小郡市に九州エリア初の物流拠点を開設

同センターは、対象エリアにおいて配送センターから各販売拠点までの配送距離を短縮することで、長距離配送に伴うドライバー不足等の課題に対応。物流拠点を増やすことで、大規模な自然災害が発生した際にもリスクを分散できる体制を整え、災害に強く、安定したサプライチェーンの構築を目指すという。

また施設には、在庫保管スペースを増やすことで、物流量の変動にも柔軟に対応できる体制を整備。さらに、他の直販メーカー各社との共同配送により、配送の効率化を図るとともに、環境負荷の低減にもつなげていくとのことだ。

今回の開設は、九州エリア(山口県を含む)への長距離配送に伴うドライバー不足などの課題に対応するもの。同社は、同センターの開設により、漢方薬の安定供給をさらに強固なものとし、生活者の健康で豊かな暮らしをサポートしていくとしている。

■九州配送センター概要

名称:
・クラシエ薬品株式会社  九州配送センター
・クラシエ株式会社  九州配送センター
施設名:KRD-Logisthics 福岡小郡
構造:鉄骨造、3階建て
所在地:福岡県小郡市山隈字向浦83番11号
延床面積:7,774坪 ※うち使用スペース486坪
配送エリア:山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
※沖縄県は除く