ポラスグループの中央住宅および中央ビル管理は、埼玉りそな銀行と「空き家等の有効活用等の促進に関する連携協定」を締結し、埼玉県内における空き家の発生抑制や流通促進などの対策を開始した。空き家問題の解決を目指し埼玉りそな銀行が進める「空き家まるごと解決システム」の一環として実施される。

同協定により、ポラスグループ2社は埼玉県中央部および東部(さいたま市、川口市、越谷市、草加市など)を対象エリアとし、それぞれ異なる役割で空き家対策に取り組むという。
中央住宅は、空き家の活用・流通を担い、同社の不動産ソリューション事業部「Re:polus課」が、戸建てやマンションの空室の買い取り、リノベーション、再販売を行うことで市場への流通を促進する。
中央ビル管理は、空き家の管理を担当し、「迷惑空き家」の発生防止と資産価値維持を目的とした「空き家管理サービス」を展開する。内容は月額5,000円の「安心プラン」から、年1回・500円の「ワンコインプラン」まで3種を用意し、建物の目視点検、郵便物整理、雨漏り確認などを行ったうえで、写真付き報告書を作成・提出するという。これらのサービスは一般顧客向けにも提供されるとのことだ。