ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2019年5月度)』の結果を発表した。

同調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象に実施したものである。

主なトピックスは4つ。

  • 休日の過ごし方、10代と20代では「動画視聴(動画配信サービス)」、50代と60代では「テレビ番組視聴」最多に
  • 「プロジェクションマッピングイベント」の参加経験者は全体の26.1%。10代、20代、30代では約3割が経験
  • プロジェクションマッピングの魅力、「映像が美しい」が最多
  • VR関連サービスの利用率は2018年5月度調査時から増加、14.5%に

休日、10~20代は「動画配信サービス」、50~60代は「テレビ」で過ごす

休日の過ごし方について聞いたところ、もっとも多くの回答が得られたのは「ショッピング」(76.3%)、次いで「テレビ」(75.9%)、「掃除や洗濯などの家事」(72.0%)であったという。

年代別にみてみると、10代と20代では「動画視聴(動画配信サービス)」を選んだ人がもっとも多く(10代:85.0%、20代:70.5%)。50代と60代では「テレビ番組視聴」を選んだ人がもっとも多い結果に(50代:82.5%、60代:85.0%)。

※「頻繁にする」「ときどきする」の合計。

10~30代の約3割が、プロジェクションマッピングイベントの参加経験あり

建物や空間などに魅力的なCG映像を映し出して楽しむ「プロジェクションマッピングイベント」に参加した経験がある人は26.1%。

年代別にみてみると、10代(33.0%)、20代(29.5%)、30代(30.5%)、40代(26.5%)、50代(22.0%)、60代(18.5%)となった。10代、20代、30代の約3割には、実際にプロジェクションマッピングを楽しんだ経験があることが明らかとなった。

プロジェクションマッピングの魅力は、「映像美」と「飽きのなさ」

プロジェクションマッピングイベントの参加経験者に、その魅力を聞いたところ、「映像が美しい」がもっとも多く(69.0%)。次いで「いろいろな仕掛けがあって飽きない」(52.3%)、「創造力が刺激される」(43.9%)という結果となった。

また、10代と20代は、ほかの年代に比べてプロジェクションマッピングに「SNS映え」を期待している人が多く、10代の42.4%、20代の32.2%が「SNS映え」と回答したとのことだ。

※複数回答あり。

VR関連サービスの利用率は、14.5%

VR(バーチャル・リアリティ)に関する商品やサービスを「利用したことがある」人は14.5%。2016年8月度調査時の5.6%、2018年5月度調査時の9.6%から、利用率が増加していることがわかったという。

10代、20代、30代のVR利用率はほかの年代に比べて高く、いずれも2割を超えているとのことだ(10代:25.0%、20代:21.0%、30代:20.5%)。また、家庭でも楽しめるVRゴーグルを「所有している」人は11.6%、「購入を検討、または予定している」人は13.6%であったという。


※調査概要
調査期間:2019年5月28日(火)~6月1日(土)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

<出典元>
動画&動画広告 月次定点調査(2019年5月度)休日、10~20代は「動画配信サービス」、50~60代は「テレビ」で過ごす
マーケティング・リサーチ・キャンプ