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味の素は、9月3日の“睡眠の日”を目前に、「この夏の睡眠状況に関する調査」を実施し、その結果を公表した。
■今夏、旅行や外出を控えた人は5割。リフレッシュ不足でストレスを抱える人が多い
調査の結果、今夏約2人に1人が「心身を休めてリフレッシュできていない」と回答し、夏休みのはずが、実際は十分に休むことができていない現状が明らかに。
最も多い理由は「仕事のプレッシャーやストレス」で35.3%。次いで「物価高による経済的な不安やストレス」が34.8%にのぼり、この夏ならではのシビアな経済的な側面も一因となっていることがわかった。

物価高などの影響を受け、旅行や外出などを控えたり、回数や距離を減らした人も約54%と半数を超え、経済的な事情での「リフレッシュ控え」の実態も明らかになった。

■5割が「リベンジ夜更かし」。就寝前にスマホを使う理由は自由時間の確保やストレスリセット
日中のストレスでつい夜更かしをしてしまう、いわゆる「リベンジ夜更かし」をこの夏に行ったことがある人は約5割という結果に。

また、就寝前に、ついスマホを操作してしまう時間は「1時間未満」との回答が約7割。その理由として「自分だけの自由時間を感じたい」や「1日のストレスリセット」という回答が並び、日中のストレスを解消するためについ夜更かしをしてしまう、今夏の休息課題が浮き彫りになった。

■夏夜の寝付きが悪いと回答した人が5割。さらに例年より寝付きが悪いと感じる人も
「今夏、夜の寝付きの悪さを感じる」との回答が約5割にのぼり、そのうち2割は例年よりも寝付きの悪さを感じるとの結果に。
一方で、寝付きの悪さを感じる人のうち、約7割が「仕方がない」と回答し、あきらめさえも感じている、厳しい実態が明らかになった。

【調査概要】
調査期間:2025年8月13日~2025年8月14日
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査人数:1,017人
調査対象:調査回答時に働いている30~50代であると回答したモニター
調査元:味の素
モニター提供元:PRIZMAリサーチ
<参考>味の素『この夏の睡眠状況に関する調査』