GMOリサーチは、工学・科学技術を専門とするインド工科大学マドラス校と、インターンシップ生の受け入れに関する協定を2019年6月17日に締結し、2019年6月21日よりインターンシップ生の受け入れを開始したことを発表した。
同社の産学連携を視野に入れた海外教育機関との取り組みは、アリゾナ州立大学サンダーバード国際経営大学院に続く2校目となる。
インド工科大学マドラス校はインド有数の世界都市であるチェンナイ(旧:マドラス)に位置しており、1956年に始まった工学の高等教育機関をもとに、1959年に正式な大学として設立された。
インド政府発表の国立機関ランキング(*1)において、エンジニア部門で2016年から4年連続1位に選ばれるなど、インドでトップレベルの大学だという。
(*1)Ministry of Human Resource Development Government of India
「National Institutional Ranking Framework」
本協定締結の今後の展開
GMOリサーチは、IITマドラス校から世界規模での活躍を目指すエンジニア志望の学生を受け入れ、授業では学ぶことのできない実践的な技術を習得する機会を提供するという。
また同社は、海外に複数の拠点を持っているため、多国籍な人材が集まっていることから、インターンシップ生がさまざまな文化や価値観、技術を持つ人材と交流を深め、新たなシナジーの創出につながることを期待しているとのことだ。
同社は、今後も変化の激しいグローバル経済においても業界をけん引するべく、国内外を問わずエンジニアの育成を強化し、リサーチ業界との連携が深まるデジタルマーケティング分野で活躍できる優秀な人材の育成に取り組んでいく方針だとしている。