東京センチュリーは、京セラTCLソーラーが運営する鹿児島県霧島市のメガソーラー発電所において、FIT制度からFIP制度への移行および併設蓄電池の設置を決定したと発表した。

鹿児島・霧島メガソーラー発電所

蓄電池の設置工事はすでに開始しており、2027年1月頃の運転開始を予定しているという。

同プロジェクトでは、稼働済みの同発電所内に蓄電池を併設し、従来出力制御により活用されていなかった電力を蓄電・供給することで再生可能エネルギーを最大限に活用するとしている。

また、出力約15MW・容量約60MWhの蓄電池を併設し、太陽光発電の出力変動を吸収することで電力ネットワークの安定化を図るとのことだ。さらに、大規模災害時には地域への非常用電源として活用するという。

同プロジェクトは、経済産業省の「令和6年度予算再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業」に採択されているとのことだ。

■プロジェクト概要

発電事業者
京セラTCLソーラー

発電所所在地
鹿児島県霧島市

太陽光発電設備
出力約25MWdc

蓄電池システム
出力約15MWac/容量約60MWh

太陽光発電所運転開始時期
2024年4月

蓄電池運転開始予定時期
2027年1月頃(同蓄電池の運転開始に伴い、売電方式をFIT制度からFIP制度へ移行)