静岡県三島市は、テレワーク業務用端末に「ZENMU for PC」(以下、ZPC)を導入したと発表した。

静岡県三島市がテレワーク業務用端末「ZENMU for PC」を導入

ZPCは、ZenmuTechが開発・販売しているセキュアFATソリューションで、今回、同市はTOKAIコミュニケーションズの支援により同端末を導入。

同市がZPCを導入した主な目的は以下の通りとなっている。

・導入のコストを増やすことなく、セキュリティの向上を図ること
・端末紛失・盗難などによる情報漏えいのリスクを最小限に抑えること
・テレワークなどの在宅業務や出張時、また、災害時においても、安全に業務を継続できる環境を構築すること
・職員やIT部門にとって負担の少ないシンプルな運用管理を実現すること

なお同市ではZPCの導入により以下の効果が確認されたという。

・秘密分散による高度な情報保護と安心感の向上
・従来の運用コストの延長上で、より強固な情報漏洩対策を実現
・従来のPC環境と変わらぬ操作性とパフォーマンスを保ちつつ、セキュアな環境を実現
・IT管理者の負担を軽減し、効率的な端末管理が可能に
・コストの削減(TOKAIコミュニケーションズの閉域SIM+サービスの展開

同市は今後、同端末使用を庁内全体へと推進し、働き方改革・業務の生産性向上を目指すほか、災害時のBCP対策にも活かすとしている。

また、ZenmuTechは、今後もTOKAIコミュニケーションズと共に、地域社会に根ざしたICT支援を通じて自治体のデジタル化推進を支援していくとのことだ。