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Paidyは、「夢に自信を、心に余裕を持てる世界を作る」というパーパスのもと、全国の18歳~69歳の男女3,000名を対象に、夢に関する意識調査「みんなの夢調査」を実施し、その結果を公表した。
■夢がある人は半数以下、夢を聞かれてプレッシャーを感じる人も
「夢がある」と回答した人は全体の43.7%で、半数以上が夢を持っていないことが判明。世代別に見ると、夢を持つ人が最も多かったのはZ世代の男性で56.3%だった。

一方、最も少なかったのは40代女性で32.7%と、平均より約11%少ない結果に。

また、「夢を聞かれてプレッシャーを感じる」と回答した人は全体の47.3%で、特に18~29歳女性では58.7%にのぼった。プレッシャーを感じる理由としては、「十分に努力していないように思える」「他人と比べて劣等感」「夢がないことへの後ろめたさ」などがあがった。

■約7割が「小さな夢」も夢と認識。7割以上が夢を持つことに意義を実感
夢を持つ人は過半数に満たないものの、「小さな『したい』や『欲しい』も夢」と捉える人は69.0%、「他人の夢を応援することも夢」と考える人も63.9%と、日本の生活者は夢の大小や形に関わらず、その存在に価値を見出していることがわかった。

また、「夢に向かって行動することが大切」「夢が自分の可能性を広げる」といった声も多く、夢を実現する過程自体に意義を感じる傾向も強く見られた。
実際に、73.5%の人が「夢が人生に影響を与える」と回答しており、「モチベーションになる」「希望を感じる」など、夢が日々の暮らしや心の支えになっていることがうかがえる。

■夢の内容は世代で変化。Z世代は「キャリア・仕事」、60代では「旅行」が多い傾向に
現在の夢のジャンルについて全体で最も多かったのは「お金について」、次いで「趣味」「生活・ライフスタイル」が続いた。
Z世代では「キャリア・仕事」への関心が高く、20〜30代女性は「なりたい自分像・生き方」を重視しており、SNSなどの影響もあって「自分らしさ」を求める傾向がうかがえる。
一方、60代では「旅行」が最も多く、自由な時間を活かした夢が中心に。

また、「夢」と聞いて思い浮かべる内容を聞くと「なりたい」、「叶えたい」「したい」など、夢には職業的なものから日常的な願望まで幅広いニュアンスが含まれていることがわかった。

■子どもの頃の夢は「なりたい職業につく」「行きたい場所に行く」「欲しいものを手に入れる」。約半数が夢を実現
子どもの頃に「叶えたい夢があった」と回答した人は46.8%で、そのうち約半数が実際に夢を叶えていることがわかった。

叶えたかった夢の1位は「なりたい職業につくこと」「行ってみたい場所に行く」「欲しいものを手に入れる」などが上位で、実現した夢も同様の傾向に。
夢の内容としては、「オリンピック出場」「世界遺産巡り」「宇宙旅行」などの大きな夢から、「好きなお菓子をたくさん買う」「髪色を変える」といった子どもらしい夢まで、多岐にわたっていた。

■約4割が夢を叶えるために行動中。特にZ世代は半数近くが行動していると回答。
夢を叶えるために具体的な行動を取っている、または取る予定と回答した人は40.5%で、特にZ世代に多い傾向に。
具体的なアクションとしては、「お金を貯める」「食生活の見直し」「勉強して資格を取る」などがあがった。また「自分らしくなる」「ポジティブになる」といったマインドセットの重要性を意識している人も多く見られた。
【調査概要】
調査地域:全国
対象者条件:男女18~69歳
調査手法:インターネット調査
実査期間:2025年4月10日~4月11日
サンプル数:計3,000人
<参考>Paidy『みんなの夢調査』